エンジニアが本気で⼩学⽣向けプログラミング教育をやってみた
NTTテクノクロスに在籍するエンジニアがおくる「⼩学⽣向けプログラミング教育」のブログです。
エンジニアが本気で小学生向けプログラミング教育をやってみた
- 2021年04月20日公開
はじめに
こんにちは。NTTテクノクロス デジタルツイン事業部の神長 貴博(ジンチョウ タカヒロ)です。
今回のブログでは、3/25・3/29の2日間に開催された 『ファミリーデイ プログラミング教室』 の様子を紹介します。
ファミリーデイとは、弊社社員のご家族を会社に招待して、日頃の感謝の気持ちを示すと共に、子供達に会社を知ってもらうイベントです。
今年のファミリーデイはコロナウィルスの影響により、 オンライン形式(特設サイトの設置、オンライン会議システムの利用) で開催されました。
ファミリーデイ プログラミング教室の様子
プログラミング教室は、ファミリーデイの1コーナーとして開催されました。
プログラミング初心者向けの『プログラミング教室(初級)』、プログラミング経験者向けの『プログラミング教室(中級)』の2コースを用意しました。教室の司会は総務部門の社員2名、講師/補助講師はデジタルツイン事業部、デジタルトランスフォーメーション事業部、カスタマーエクスペリアンス事業部から選抜した社員5名で担当し、 合計28組(初級:16組、中級:12組) の社員のご家族に参加頂きました。
30分間の教室の中でScratchを使い、『プログラミング教室(初級)』では『日本語を外国語に翻訳するアプリケーション』の作成、『プログラミング教室(中級)』では『シューティングゲーム』を作成しました。
各教室共に大きな問題も発生せず、時間内に予定していたプログラムを完成することができました。 時間に余裕のある教室では、オプションコンテンツ(作成したプログラムへの機能追加、別プログラムの作成等)も実施しました。
オンライン会議システムを利用したプログラミング教室は、今回で2度目でした。
前回同様の形式でプログラミング教室を行った時、進行のし方や画面見えの違い等を考慮に入れずに教室を進めたことで、受講者からの質疑回数が増えて講義が中断するといった失敗がありました。
今回は経験を活かし、以下のポイントを押さえることで対面のプログラミング教室と同等の成果を出すことができました。
- 事前準備の徹底(タイムテーブルと説明用のシナリオの作成、集合/個別リハーサルの実施)
- 講義を行う時間と受講者から質問を受ける時間を分ける
- 講義を行うメイン講師、突発的なトラブル・講義中の質疑対応を行う補助講師といった体制の構築
- 講義中に発生したトラブルや質疑は、オンライン会議システムのチャットで補助講師に連絡をする
- 上記内容をプログラミング教室の冒頭で受講者に説明を行う
- 聞き取り易いボリュームの声で講義を行う
- 受講者が詰まることが想定されるプログラミングについては、画面の拡大機能等を利用して理解がし易くなる工夫をする
プログラミング教室に限らず、今後もオンライン会議システムを利用したCSR活動の機会が増えることが想定されます。 ファミリーデイで得た経験やノウハウを小学校でのプログラミング教育等の別活動にも活かして行きたいと思いました。
最後に
ブログを読んで頂き、ありがとう御座いました。
次回の更新は2021年6月を予定してます。掲載内容は 『2021年度の川崎市立上丸子小学校におけるCSR活動』 を予定してます。
検討段階でありますが、『2021年度の川崎市立上丸子小学校におけるCSR活動』では『ブラウザ(Google Chrome等)を利用したプログラミング(機械学習のプログラミング等)』の実施を予定してます。
また、ブログの中でGIGAスクール構想が本格的に導入された学校がどの様に変化をしているかも触れられればと思ってます。
次回も楽しみにして頂ければ。それでは。
デジタルツイン事業部 第二ビジネスユニット所属
iOS・Androidアプリの開発をしてます。趣味は「ランニング(横浜マラソン、川崎国際多摩川マラソン等の大会に出場してます)」と「食べ歩き」です。