エンジニアが本気で⼩学⽣向けプログラミング教育をやってみた
NTTテクノクロスに在籍するエンジニアがおくる「⼩学⽣向けプログラミング教育」のブログです。
エンジニアが本気で小学生向けプログラミング教育をやってみた
- 2020年12月24日公開
1. はじめに
こんにちは。NTTテクノクロス IoTイノベーション事業部の神長 貴博(ジンチョウ タカヒロ)です。
今回のブログでは、予定していた「今年度の川崎市立上丸子小学校でのCSR活動の総括」に替え、12月度に川崎市立上丸子小学校で開催した 「プログラミング授業」 とNTTテクノクロス社内で行った 「オンライン会議システムを利用したプログラミング教室」 の様子を紹介します。
2. 川崎市立上丸子小学校(プログラミング授業)
12/24に川崎市立上丸子小学校の5学年の児童120名(40名/1クラス)を対象にした「プログラミング授業」を行いました。
授業では、Scratch3.0の「翻訳」のプラグイン(拡張機能)を使った 「翻訳アプリ」 を作成しました。このプラグインを利用すると、テキストを様々な言語に翻訳するアプリを簡単に実装することができます。授業を受けた児童は、大きくつまづくことも無くアプリを作成し、自由時間では色々なテキストを翻訳したり、音声合成のプラグインを利用した翻訳後のテキストの発話。簡単なゲームアプリを作成する児童もいました。
今回授業を行い、リアクションが直ぐに得られる題材を利用することがプログラミング教育を行う際、児童からの関心、集中力を持続させるという点において効果が得られることを改めて認識することができました。
また、授業開始前に「プログラムを作成する時間」と「質問を受け付ける時間」を完全に分けることを児童に説明しておくことで円滑に授業を進行でき、質問のとりこぼしもなくなることがわかりました。
3. NTTテクノクロス社内(オンライン会議システムを利用したプログラミング教室)
12/19に弊社社員の子供3名(小学1、4、6学年の児童)を対象にした「オンライン会議システムを利用したプログラミング教室」を開催しました。
プログラミング教室では、Scratch3.0を利用したシューティングゲームの一部を作成しました。受講生がプログラミング初体験、普段PC操作を行わないこともあり、四苦八苦する場面もありましたが、何とか時間内にプログラムを完成することができました。
初のオンラインでのプログラミング教室ということもあり、離れて教える際の難しさを痛感しました。 進め方や画面見え、受講する際の環境の違い等 により、講義が中断することも多々ありましたが、画面共有やチャット機能を活用して対応を行いました。
「オンライン会議システムを利用したプログラミング教室」は、今後需要が増えて行くので、うまくできなかった部分は早々に改善し、次回はより良いプログラミング教室を開催しようとと思ってます。
4. 最後に
ブログを読んで頂き、ありがとう御座いました。
次回の更新は、2021年3月を予定してます。 掲載内容は、「NTTテクノクロス ファミリーデイでんのCSR活動」を予定してます。
次回も楽しみにして頂ければと思います。それでは。
IoTイノベーション事業部 第1ビジネスユニット所属
iOS・Androidアプリの開発をしてます。趣味は「ランニング(横浜マラソン、川崎国際多摩川マラソン等の大会に出場してます)」と「食べ歩き」です。