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RPA活用時のセキュリティリスク対策 ガバナンスを簡単に強化 ACTCenter SA Secure Automation POINT1 不用意なロボット実行を防止 POINT2 RPA製品との連携が容易 POINT3 承認プロセスと連動したロボット実行 RPA活用時のセキュリティリスク対策 ガバナンスを簡単に強化 ACTCenter SA Secure Automation POINT1 不用意なロボット実行を防止 POINT2 RPA製品との連携が容易 POINT3 承認プロセスと連動したロボット実行

幅広い活用シーンでご利用いただいています 財務会計分野へのRPA適用 顧客情報の更新業務へのRPA適用 システムログインを伴うロボットのセキュリティ対策 既存のワークフローと連動したロボットの実行 RPA=「デジタル労働者」に対してもガバナンスの確保が必要 「RPA(Robotic Process Automation)」を活用する企業が、ここ数年で急速に増加しています。現場主導でRPAによる自動化の適用範囲を拡げようとすると、セキュリティの確保など運用がないがしろにされることがあります。 ACTCenter SAは最適なガバナンスを確保し、RPAを活用いただくためのRPA統制ソリューションです。

ACTCenter SAが選ばれる3つのポイント
POINT1

ロボットの不用意なアクセスを防止できる

社員であれば、事前に割り当てられた、自身で記憶しているユーザーIDとパスワードを入力し てシステムへログインし、業務を行います。

一方で、ロボットに業務を代行させる場合は、本来は業務にかかわる特定の人にしか知られて はいけない認証情報が、ロボットの開発者やほかの利用者など、第三者にも知られる状況がお こりえます。

これにより、ユーザーIDとパスワードが意図されず放置され、ガバナンスが確保できなくなる 危険性があります。

図:RPA利用における認証情報取り扱いの課題と解決策

ACTCenter SAは、IDやパスワードといった認証情報を暗号化し、第三者が識別できないよう管理し、ロボットが稼働するタイミングで、ロボット以外には参照できないように認証情報を引き渡せます。

顧客情報や財務会計情報を扱う業務にも、幅広くRPAを適用できるようになる。
POINT2

RPA製品と容易に連携できる

ACTCenter SAは、NTTテクノクロスがかねて開発・提供してきた特権ID管理システムのノウハウを生かし、RPAのID/パスワード管理をセキュアな形で実現します。

NTTアドバンステクノロジのRPA「WinActor®」をはじめ、幅広いRPA製品と組み合わせて使用できます。

WinActor向けの連携シナリオを提供しているほか、RPA製品が用意したAPIに従って開発するよりも、システム連携の要望に簡単に応えられ、ガバナンスを確保できます。

図:導入までのステップ(WinActor ®との連携)
幅広いRPA製品と組み合わせて簡単にガバナンスが
確保できる。
POINT3

人による承認プロセスを容易に組み込める

機密情報を扱う業務の多くは、処理過程で上長などの承認を求められます。
例えば支払い処理を行う場合には、経理担当者が作成した書類・伝票を、上長が確認・承認することで不正やミスを防止しています。

これらの業務にRPAを適用するには、承認プロセスと連動させてロボットを動かす仕組みも不可欠です。

図:ACTCenter SAが提供する承認プロセス

ACTCenter SAは、ワークフローで承認されたことを契機にRPAを実行できます。
お客様でお使いのワークフローでの対応は、承認を契機に所定のフォルダへファイルを配置するだけのため、容易に連携が行えます。

ワークフローでの承認と連動してRPAを活用できる。
開発現場からのメッセージ
NTTテクノクロス株式会社 エンタープライズ事業部 第一ビジネスユニットマネージャー 三枝 健介

RPAのロボットは、社員の代わりに業務を行うため、 ユーザー(社員)と同様に、情報セキュリティやガバナンスの 確保が求められることに注意すべきです。

ロボットはアクセス対象となるシステムの認証を経た上で、 与えられた権限の範囲内で業務を代行します。そのため、社員 と同じように、ロボットが用いるユーザーIDとパスワードは 適切に管理される必要があります。

リスクを回避するため、ロボットを動かす際に、システムログ インのみ社員が行っている企業もあります。しかし、この方法 では自動化の効果を十分に享受できず、RPAの魅力が失われて しまうでしょう。

RPA統制システムを用意することで、顧客情報や財務会 計情報を扱う業務にも、幅広くRPAを適用することが可 能になります。
そして、このシステムは、皆さんが想像されるほど煩雑 な手間をかけずに構築可能です。

RPA活用時のセキュリティリスク対策に、最適なガバナンス確保を実現。
システム構成と準備
デスクトップ型RPA製品であるWinActor®を例に、構成例と必要な準備作業を紹介します。
  • RPA統制サーバ(OS:Windows or RHEL)を新規に設置し、認証情報を管理します。
  • 業務端末(WinActorプログラムが稼働するWindows)へSAクライアントを導入します。
  • 既存のWinActorシナリオを元に、SA連携用WinActorシナリオに編集します。
    (認証情報の受け渡しを製品所定のスクリプト規約に従い編集するのみ。開発は不要です)
図:RPA統制ソリューションの流れ
RPA活用時のセキュリティリスク対策に、最適なガバナンス確保を実現。
よくある質問
Q:価格及びライセンス形態について教えてください。
A:年間サブスクリプションの体系です。

自動化でアクセス対象となるターゲット数(OSノード数、データベースインスタンス数、自動化対象アプリケーション数等)によって価格が異なるため、詳細はお問い合わせください。
Q:評価利用はできますか。
A:はい。ACTCenter SAスタンドアロン版を、評価目的でご利用いただけます。詳細は、お問合せください。
Q:自動操作の対象となるシステムにエージェントの導入は必要ですか?
A:必要ありません。アクセス元となるWindows環境(端末や踏み台サーバ)に対して専用のクライアントソフトウェア(ACTCenter SAクライアント)を導入いただくことで自動化が行えます。
Q:ACTCenter SAは、RPAとは異なるのでしょうか?
A:はい。ACTCenter SAは、RPAソリューションではございません。

例えばデスクトップ型RPA製品であれば、GUI操作の自動化に特長がありますが、ACTCenter SAは、GUIに加え、CUIやその他自動化ツールと組み合わせ、承認に基づく自動実行や、自動化ツールへパスワードを安全な引き渡しするといった特長があります。
Q:連携可能なRPAツールはありますか?
A:現時点で連携実績のあるRPAツールとして、WinActor®がございます。
Q:RPAの管理ツールと連携できますか?
A:WinActorの管理ツールである以下の製品と連携してご利用いただけます。
・WinDirector®
・WinActor® Manager on Cloud

また、WinActor以外のRPAソリューションに対しても、Windows上でコマンドラインから実行可能なアプリケーションであれば連携が可能です。詳細はお問い合わせください。
Q:既に一部の業務を自動化するためにスクリプトを作成しているのですが、連携できますか?
A:はい。既に作成されたスクリプトを生かして自動化が行えます。

具体的には、以下の形式のスクリプトをご利用いただけます。
・TeraTermマクロ
・VBScript
・バッチファイル
・PowerShell

スクリプトの作成規約やサンプルスクリプトをご用意しており、RPAツール(WinActorシナリオ等)、構成管理ツール(Ansible Playbook等)、バッチジョブ定義など、様々な自動化ツールを、より柔軟にご利用いただけます。
Q:ACTCenter SAが動作するためには、専用のサーバが必要ですか?
A:「システム構成と準備」欄では、専用のRPA統制サーバにサーバソフトウェアであるACTCenter SAサーバを導入する構成で記載をしておりますが、必ずしも専用のサーバではなく、業務端末(Windows)に同居した構成でもご利用いただけます。

また、承認と連動しRPAを実行する仕組みとなるため、所定の申請書を格納するフォルダが、ACTCenter SAサーバから参照可能であることが条件となります。
Q:ワークフローで必ず承認がされないと、自動化できないのでしょうか?
A:いいえ。基本的には、ワークフローでの承認を必須とすることが推奨されますが、休日夜間の緊急時のオペレーションや、必ずしもワークフローでの承認が行えない環境でご利用いただくことも想定されますので、ACTCenter SAは、ワークフローの承認を必須としない構成でもご利用いただけるよう考慮しております。

具体的には、自動操作を行うための所定の申請書(Excelファイル)を、ACTCenter SAサーバが参照可能な共有サーバへ配置いただくことで、承認された操作とみなし、所定の操作を実行する構成でもご利用いただけます。
Q:既存で利用しているワークフローに対して、自動操作を行った結果を連携できますか?
A:はい。ACTCenter SAが自動操作を行った結果を、既存でご利用中のワークフローに対して連携が行えます。詳細な条件は、お問い合わせください。
RPA活用時のセキュリティリスク対策に、最適なガバナンス確保を実現。
動作環境
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