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保存水の取り扱いは難しい

本ブログでは防災やCSR活動に関する連載を数回に渡ってご紹介しています。 今回は、「企業の備蓄品の有効利用方法」についてご紹介します。

寒いのは苦手です

マスコットそなえるんCSR+担当です!
関東では気温の低い日がつづいていますが、一方の九州や沖縄などの比較的暖かい地方ではプロ野球のキャンプが始まりましたね。
新入団の選手の活躍や怪我から復帰する選手を楽しみに2018シーズンの開幕が待ち遠しいです。

さて、本ブログでは防災やCSR活動に関する連載を数回に渡ってご紹介しています。 今回は、「企業の備蓄品の有効利用方法」についてご紹介します。

保存水と水道水

「防災備蓄品として、最初に何を蓄えるか?」と聞かれると、大半の方は「水」と答えられるかと思います。
もちろん、水は重要視される備蓄品の一部です。私も一番大事だと思います。 東京都や神奈川県などは条例により、企業が社員数に応じて確保する量を推奨しています。 保存水も技術の進歩で7年持つ保存水なども販売されています。
一方で普段の生活の中では、「水」というのみものは蛇口をひねれば出てくるもので、日本では「そこにあるのがあたりまえ」のものになっています。 日本の水道のすごいところは、「そのまま飲める」という点です。 普段の料理なども水道水を利用されている方はかなり多いのではないでしょうか。

この「あたりまえ」の一面と「重要」という一面が組み合わさり、保存水を有効活用するに当たっての課題が出てきます。

水は貰い手がいない

水のボトル 私たちNTTテクノクロスは、「そなえるんCSR+」で、防災備蓄品を寄付したい企業と防災備蓄品を受け取りたいNPO団体とのマッチングを提供しています。
サービスを行っていく上で、「保存水の寄付需要はそれほどない」ということがわかりました。
ひとつには、前述したとおり、日本は飲める水が水道から出てくるというところです。普段の生活を行うにあたって、保存水を使う必要性はありません。また、水は寄付を行う際に、寄付したい企業側、受け取りたいNPO団体側それぞれに、次のようなデメリットがあります。

企業側のデメリット

企業側のデメリットとしては、輸送コストです。水は重いです、場所をとります。そのため、寄付しようとするとかなりのコストがかかります。

NPO団体のデメリット

保存水を保管するのは、場所の確保が必要です。フードバンク活動や子供食堂で活動されている団体は、一部を除き大規模な倉庫などは持っていません。そのため、水道からでてくる水のために、大きな場所を割くことはできません。また、NPO団体から各施設に配送する際に、企業と同じ理由で輸送コストが高いため、ボランティアの方々の善意で成り立っているNPO団体にとっては致命的な課題となります。

以上の理由から、水は寄付対象としては、「重要なのに、貰い手がいない」ものになってしまいます。

賞味期限の近づいた水をどうするか

これまでに、水の寄付は難しいと述べさせていただきましたが、では世の中の企業様はどうやって賞味期限の近づいた水を処分しているのでしょうか。私の聞いた方法を紹介します。

①社員に配る

一番オーソドックスな方法です。私の会社も先日、賞味期限の近づいた保存水を社員に配布していました。他の企業さんも同様にされている企業様が多いようです。私の会社では先日、配布された保存水はすべてなくなりました。そのときには、保存水を日常で飲むのに抵抗がある人もいるので、一人一人に配るのではなく、共用スペースにて自由に持っていってもらう形をとりました。その結果、毎日、必要とする同じ人たちが、日数をかけて飲んでいたようで、2週間程度ですべてなくなりました。

また、水だけではなく、保存食も同様に配られている企業様もいるようです。ただ、保存食については、「おいしくない」というイメージがあり、残ってしまうことも多く結局お金をかけて廃棄することもあるのだとか。こういった課題を解決するためにも、試食などを行って、おいしい保存食を検討されてみるのもよいかもしれません。こちらのテーマについては「そなえるんブログ第2回:良い一年にするために、非常食と寄付を考えよう」で触れさせていただいているので、ご覧ください。

②お金をかけて廃棄する

タイトルの通りです。お金をかけて廃棄する方法も手段の一つだと思います。ただ、もったいないことは否めませんが...。

③水を有効利用する(ノベルティ活用)

ある企業さんにお伺いしたお話です。普段から、500ミリのペットボトルの水を保存水として必要数+αで保管しているそうです。また、この水のラベルは企業名が入っており、ノベルティとしても配れるものになっているとのことです。お客さまが来社されたときに差し上げたり、余ったときには展示会などで配布するそうです。配布した分は随時購入することで、利用→購入のサイクルをまわすことで賞味期限のきれることをなくしているそうです。水を無駄にせず、すばらしい使い方だと思いました。

④水を有効利用する(社員の福利厚生と合わせて)

こちらもある企業さんにお伺いした話です。社員の福利厚生の一環として、ウォーターサーバを導入しているそうです。普段からウォーターサーバのストックの量を多めにストックしてあるそうです。 こちらも、有効利用の観点で無駄にしない使われ方だと思います。 また、東京、神奈川などでは条例で推奨されている保存水の数量がありますが、その他の地域では厳密な推奨量というものが無いところもあります。そのため、その他の地域ではこのような使い方をすることによって、ある程度の水を確保し、有事の際にも備えることができるのではないかと思いました。

いかがでしたか?

おわりに

私たちNTTテクノクロスでは、このような課題を解決するために「そなえるんCSR+」を提供しています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
不定期ですが第四回も投稿しますので、是非お楽しみに!

是非、非常食の管理企業のCSR非常食の寄付に興味のある方は、以下のリンクからソリューション紹介をご覧ください!

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